秋になり書店に行くと、観光ガイドブックのコーナーは京都の観光地案内が山積みされる。ちょうど修学旅行シーズンと紅葉のシーズンが重なるせいもあるのか、立ち止まってガイドブックを読んでいる人が意外と多い。また、この時期の京都観光のツアーというのは割高である。それでも秋の京都にあこがれるのか、ツアーの募集をすると、すぐに定員人数に達するのだから、多少高額でも問題ないという京都というネームバリューの凄さを改めて感じたりする。
過去に一度、衝動的に京都の観光地を巡るツアーに参加したことがある。お寺巡りや名所めぐりなどいろいろなツアーがあったのだが、その中で申し込んだツアーが京都でお豆腐を食べ歩くという一風変わったものだ。ガイドブックにも載っていたが、京都には有名な豆腐懐石店が多くあり、ランチだけでも、値段が張る。その高級豆腐懐石店を何軒かまわるというツアーだ。
2泊3日の行程だが、昼食、夕食すべて豆腐料理で食べ比べをするものだ。友人に京都に旅行に行くと話すと観光地巡りをするものだと、ほとんどの人が思っていたようだが、ただひたすら豆腐料理を食べるツアーに参加すると話すと、そのためにわざわざ京都に行くのはもったいないと同じ反応をした。実際に行ってみると京都の観光地のお寺などで参拝をした後に境内付近にあるお店で豆腐料理をいただくという、観光と食事がバランスよくミックスされたツアーだった。旅行会社のツアータイトルのつけ方に思わず苦笑した。